元々は、「T98-Next 13.1th Beta」を使用していたが、ファンがうるさいので確認してみたところ起動した段階(エミュを開始する前)でCPUを結構使っている。そこで電気が勿体ないので代替を探すことにした。
T98-Next 13.1th Beta
https://akiyuki.boy.jp/old/t98next/
利点は何か?
- ステートセーブに対応している
- ステートセーブ/ロードがショートカットで簡易に実行できる
- 画面サイズを変更可能
- ほぼ全てのゲームが動作可能
- 動作倍率が極限~低速まで選択可能でちょうどいいスピードに設定しやすい
- スクリーンショットがメニューから撮影可能
結論としては、代替は「Neko Project II fmgen版 (Windows)」を選択した。
「T98-Next 13.1th Beta」の利点で実現出来ないのはスクリーンショットのみでこれは他の方法でも何とでもなるので妥協した。むしろカスタマイズ性は上がるのでむしろ望ましいまである。この文章を書いている際には230921版を使用している。
Neko Project II fmgen版 (Windows)
ただ、問題はある。初期設定でそのまま使えるわけではないので、iniファイルを修正しないといけないし、画面上で設定もいじらないといけない。
まず、「STATSAVE=true」を追加する。その後にFunctionを以下のように修正する。これでステートセーブがショートカットから実行できる。
セーブ:Ctrl+1-0
ロード:Altl+1-0
Function=00 5d 3c 9e 11 31 0a 9d 11 32 0b 9d 11 33 0c 9d 11 34 0d 9d 11 35 0e 9d 11 36 0f 9d 11 37 10 9d 11 38 11 9d 11 39 12 9d 11 30 09 9d 12 31 3c 9d 12 32 3d 9d 12 33 3e 9d 12 34 3f 9d 12 35 40 9d 12 36 41 9d 12 37 42 9d 12 38 43 9d 12 39 44 9d 12 30 3b 9d 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
EXEがいっぱい入っているが、とりあえず「np21.exe」を使用しているので修正するiniファイルは「np21.ini」になる。
このエミュの利点はステートセーブに名前が付けられること。これによってT98-Nextであれば上書きするか退避しないといけなかったセーブが簡易に使い分けできる。ちなみに以下のようにENHANCED設定によって挙動が変わる。
bit 3 ( 8) = ステートファイルを上書きする場合元ファイルを.bakにするbit 4 ( 16) = ステートファイルを読み込み前に現在のステートを.s99として保存bit 5 ( 32) = ステートファイルの上書き確認する(※)bit 6 ( 64) = ステートファイルの読み込み確認(※)
個人的には以下のように設定して上書きの元ファイルも残すと事故がなくなっていいと思う。ただし、バックアップは1個だけしか作成されないので2度上書きすると前のデータは消えてしまう。
ENHANCED=8
ちなみにT98-Nextのようにステートセーブの画面ショットがないのでどのセーブだったのかはわかりにくいのは難点。
さて、他の選択肢について簡単にコメントを
T98NEXT20100525版
https://akiyuki.boy.jp/t98next/
ちょうど良いスピードに変更出来ないので却下
Neko Project 21/W
https://simk98.github.io/np21w/index.html
これでも問題はない。ただし、ステートファイルに名前が付けられないのは難点。動作倍率はこちらの方が大きく出来るし、CPUの種類も多いので物によって使い分ける候補にはなりそう。
Anex86
多くの場合、問題はないが、ステートセーブが出来なかったはず。
他の候補を含めて以下のページが参考になるかも。
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