2022年8月31日水曜日

PC98ゲームをWindows10でプレーするための環境

 PC98ゲームをWindows10でプレーするための環境は意外に簡単に構築できる。

ただし、フロッピーディスクは3.5インチに限る。

※5インチの場合、USB接続のドライブがないようで接続するのに手間が掛かる。


必要なのは以下だけ。

  • フロッピーディスクドライブ(FDD)(3.5インチ、3モード対応、USB接続)
  • PC98エミュ
  • PC98フリーDOS
  • パソコン(多少古くても性能が低くても問題はない)
※今回使用したFDDは以下。ハードオフで330円で購入。現時点(22/8)だとヤフオクで1000円も出せば買える。恐らく時間と共に高くなっていくと思われる。

※PC98エミュはNeko ProjectⅡ(np2)系統、T98-Next、Anex86の3種類。np2系統はまだ更新されているが、どれも機能や再現度に大きな差はないため好みで選択して良い。エミュ環境がPC9821だったりPC286だったり、PC9801VMだったり違うためその影響で動作したりしなかったりするものがある。動作不良の場合は違うエミュを試してみたり、実機からBIOSを抽出したりする必要がある。

※フリーDOSは例えばこれ。純正品のMS-DOS5.0A、3.3D、6.2があればそちらの方がより良い。ゲームによっては動作バージョンが限定されているものがあるので、全てのゲームを起動させるなら複数のDOSが必要になる。

FreeCOM(98) (finito-web.com)


FDDにドライバは不要でつなげばそのまま利用できる。PC98エミュでFDDを読み込みできるので、FDを入れて、PC98エミュで認識させれば良い。

問題が発生するとするなら、FDDかFDの故障が考えられる。どちらでもFDの読み込み音が正常と異なり、引っかかっているような感じになったり、すぐに音がしなかったりする。非常に時間が掛かるが正常に読み込める場合もある。

FDDの修理については、クリーニング液と染み込ませた不識布をFDのディスクの代わりに回すクリーニング用FDというものがあるが、当然中古しかなく高騰しており1万以上するので入手は困難だと思われる。

代替手段として、分解して読み込みヘッダ部分を清掃することが可能。以下は分解画像。


分解前


分解(裏のネジ1本を外せば取り外せる。ただし、綺麗に取り外すことは出来ず、引っかかり部分が折れてしまった。動作には支障はない。)

中身の部品のネジを外すと、本体と上下の蓋の3パーツに分解できる
    
こちらの蓋は今回は外す必要はなかった。潤滑剤が乾いてしまっている場合は補充が必要になるかもしれない

清掃するのは赤枠の部分。綿棒にアルコールを付けて内側の上下を拭いた



FDD、FD共に消耗品なので、FDはイメージ化を推奨する。イメージ化はエミュの機能で実現可能。例えば、T98-NEXTなら、FDを入れた状態で、運用>DISK>New>FDをイメージに変換>Aドライブ、1.23M>STARTでイメージ化出来る。ただ、エラーが発生する可能性がある。エラーが出る場合、T98-NEXTのtoolに含まれるNFDMAKEでイメージ化するとうまくいくことがある。時間は掛かるがエラーになる場合はこちらを試すこと。
T98-Next (akiyuki.boy.jp)


FDの読み込み準備が出来ていないとエラーになることがある。要はタイミングが合わないということなのでFDを入れて、数十秒時間を空けて、イメージ化するとエラーを回避可能なことがある





ちなみにDOSコマンドはWindowsのコマンドプロンプトと共通している部分が多い。何のDOSを使っているかにもよるがゲームをプレーするだけなら、dir、cd、sedit(テキスト編集)、formatくらい分かっていればOK。

あとは、autoexec.bat(自動実行コマンド)、config.sys(起動時の設定ファイル)を編集する可能性があるので、こちらが何かを知っているとなお良い。




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